はじめに

代表機関である大阪大学と協働機関である東京農工大学および日本アイ・ビー・エム株式会社が申請した取組が、平成30年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(全国ネットワーク中核機関(群))に採択され、平成30年度より事業を開始いたしました。本事業では、「全国ダイバーシティネットワーク組織」および「全国プラットフォーム」を二つの柱として、女性研究者を取り巻く研究環境整備や研究力向上に取組む機関をつなぐ全国ネットワークの構築を目指します。「全国ダイバーシティネットワーク組織」では、全国を8ブロックに分けて幹事大学を設定し、各幹事大学が一同に集まる“全国ネットワーク組織幹事会”を開催し、各地域の特徴的な取組や課題等について全国的な情報共有を推進します。「全国ネットワークプラットフォーム」では、ウェブサイトを基盤とした全国ネットワークを構築し、取組動向のデータ収集や分析、グッドプラクティス等の情報発信を行い、全国的な普及・展開を図ります。

全国ネットワークの構築に向けた取組み

平成 30 年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(全国ネットワーク中核機関(群))において、代表機関である大阪大学と協働機関である東京農工大学および日本アイ・ビー・エム株式会社が申請した取組が選定され、平成 30 年度より事業を実施しています。本事業では国内外の取組動向の調査やその経験、知見の全国的な普及・展開等の支援を図ることを目的に、「全国ダイバーシティネットワーク組織」および「全国プラットフォーム」を二つの柱として、女性研究者を取り巻く研究環境整備や研究力向上に取組む機関をつなぐ“全国ネットワーク”の構築を目指します。

全国ネットワークの構築に向けた取り組み

全国ネットワーク幹事会の設置による全国的な展開

全国を8ブロックに分けて幹事大学を設置し、代表幹事(大阪大学)、副代表幹事(東京農工大学)と各幹事大学による全国ネットワーク幹事会を開催する。また、情報共有と意識改革等を促進する全国シンポジウムを開催する。

全国に向けた情報発信

ウェブサイトの活用による全国ネットワークプラットフォームを構築する。

地域ネットワーク組織の構築による参加機関の拡充等

地域ネットワーク組織の形成・強化を図るため、幹事大学が中心となりブロック会議を開催して活動する。


「全国ダイバーシティネットワーク組織」では、全国を8ブロックに分けて幹事大学を設定し、各幹事大学が一同に集まる“全国ネットワーク組織幹事会”を開催し、各地域の特徴的な取組や課題等について全国的な情報共有を推進します。さらに、地域、ブロック間の情報共有を推進し、地域ネットワーク組織の形成・強化を図ります。「全国ネットワークプラットフォーム」では、ウェブサイトを基盤とした全国ネットワークを構築し、取組動向のデータ収集や分析、グッドプラクティス等の情報発信を行い、全国的な普及・展開を図ります。

東京ブロックでの取組み活動

東京ブロックでは、大学・研究機関・企業等の多くの機関が集積し、特色ある数多くの取組みが実施されています。異分野、歴史的・文化的背景の異なる組織間の密な交流を図り、東京ブロックの地域性と特色を活かした取組を全国のネットワーク機関へ発信いたします。東京ブロックでは幹事大学と参画機関が協働して、女性研究者の支援とダイバーシティに関するグッドプラクティス等を機関間に拡大・展開し、全国ネットワークの構築に貢献します。

東京ブロック

行動理念

東京ブロックにおけるダイバーシティに関する取り組み内容の情報共有および課題抽出、意識啓発を推進する。この活動を通して東京ブロックネットワーク参画機関数の増大を図り、全国ネットワークの構築に貢献する。

行動計画

  1. 東京ブロック会議や東京ブロックセミナー等を開催し、ダイバーシティに関する課題や取組内容・グッドプラクティス等の情報を共有する。
  2. 東京ブロックの参画機関数の増大を図り、全国ネットワークの構築に貢献する。

ネットワーク参画におけるメリット

  • 全国ネットワークプラットフォーム(ウェブサイト)の活用
  • 東京ブロックおよび各地域の特性に基づく取組等の情報共有
  • 全国各機関との組織間交流および情報共有

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