東京ブロックキックオフシンポジウムを開催しました。

2019年3月6日(水)、お茶の水女子大学(大学本館)にて東京ブロックキックオフシンポジウム「「東京」から発信するダイバーシティの現在と未来」を開催しました。

本シンポジウムでは、幹事大学代表者による挨拶及び事業紹介の後、3名の女性研究者より基調講演をいただきました。

お茶の水女子大学理事・副学長 猪崎 弥生氏からは、「お茶の水女子大学における女性研究者支援について」と題し、大学の歴史とともに女性研究者増加のための取組、みがかずば研究員制度など研究支援の具体的な取組についてご講演いただきました。東京大学大学院工学系研究科教授 熊田 亜紀子氏からは「工学系における試行錯誤」と題し、工学系分野における支援制度の現状と課題、女性研究者の裾野拡大に向けた活動など、様々な事例を交えながら、今後の方針や“東京ブロック”への期待や要望についてお話しいただきました。さらに、日本大学工学部数学科教授 平田 典子氏からは「男女共同参画学協会連絡会~自然科学系分野の女性研究者による17年間の活動紹介~」と題し、男女共同参画学協会連絡会がこれまでどのように政府の男女共同参画政策に関わってきたか等、これまでの活動についてご講演いただきました。

東京地区の機関のみならず全国から、30の大学・研究機関等の皆様に多数ご参加いただき、機関間において意見交換が活発に行われ、交流を深める機会となりました。

会場の様子

講演者、関係者による全体写真